ランニングの途中や後に下痢になる原因はなぜ?対策をして楽しく走ろう!

ランニングの最中に下痢になってしまった経験はありませんか?

 

私も夏の朝にランニングをしていてお腹が痛くなり、慌ててトイレを探した苦い記憶があります(笑)間に合ってよかったですが(笑)

 

ランニングの途中や後に下痢になることって結構あるのですが、それは一体なぜなのでしょうか。

 

しっかり対策をして下痢にならないようにできたらいいですよね。

 

原因と対策を徹底調査致しました!

目次

ランニングの途中に下痢になる原因は?

ランニング中に下痢になってしまう原因は大きくわけて4つあります。

腸の活発化

1つ目は、ランニングや給水による腸の活発化です。

 

ランニングで走る、という行為をしていると腸が刺激されて蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発化します。

 

蠕動運動とは、腸の働きのことで腸の中にあるものを動かす動きで、この動きのおかげで腸内の不純物を体外へ出すことができるのです。

 

また、ランニングの最中には水分を消費するため沢山給水をするかと思います。

 

そのため、腸が入ってきた食べ物を排便させるために腸の中の食べ物を移動させる蠕動運動を行うため、その運動が活発になり下痢を引き起こすのです。

 

ランニング中にトイレに行きたくなるのは自分だけ?と思っている人もいるかと思いますが、水分を摂取すればトイレに行きたくなるのも当然のことであり、人間誰しも起こり得ることです。

 

なので心配はいりません。

腸の揺れ

2つ目は、ランニングをすることにより腸が動いてしまうことで下痢を引き起こす原因になると考えられています。

 

1つ目の原因とも重なる部分がありますが、内臓の胃腸が揺れてしまうことでも腸の蠕動運動がよく活動し、下痢を引き起こすのです。

 

ランニングなどで長時間、長距離を走ることになると少なくても胃腸のダメージを受けてしまいます。

 

ランニングなどに関わらず、そのような激しい運動は少なからず内臓にダメージを与えてしまいます。

 

この内臓の疲れが下痢の原因の1つになっているかもしれません。

メンタル

3つ目は、精神的な面からです。

 

マラソン大会などでは前日から緊張してしまうこともあるかと思います。

 

その緊張がストレスになってしまい下痢を引き落としてしまいます。

 

ランニングだけでなく、普段から緊張をしてしまう人は下痢になりやすいのもこの原因です。

お腹の冷え

4つ目は、汗からくるお腹の冷えによる下痢です。

 

私が夏の日の朝になったのはおそらく大量の汗をかいたシャツでお腹が冷えたのが原因じゃないかと思います。

 

ランニングをしていると大量に汗をかきます。

 

走っている途中にお腹を触ってみれば分かると思いますが、意外にお腹は冷えています。

 

お腹が冷えると、下痢を引き起こす原因にもなります。

ランニングの途中の下痢の対策!

腸の蠕動運動が活発になる前にトイレはすましておきましょう。

 

走る前はトイレに行きたくなくても、走り始めてから急にトイレに行きたくなることがあります。

 

なので、とにかく走る前にはトイレへ行っておきましょう。

 

そして腹筋を鍛えましょう。

 

お腹周りの筋肉が弱いと走っている時に胃腸が揺れやすくなり、下痢が起こりやすくなります。

 

そのため、腹筋・腹斜筋・背筋を鍛えましょう。

 

この3つの筋肉を鍛えることは、下痢の防止だけでなくランニング中の脇腹の痛みや腹痛も抑えてくれます。

 

冷たい飲み物はあまりがぶがぶ飲まないようにしましょう。

 

走る前の水分補給は大切ですし、走っている最中の水分補給も大切です。

 

しかし、あまり冷たい飲み物を飲みすぎると下痢は起こりやすくなります。

 

その理由は、腸は冷たい刺激によって活発化してしまうからです。

 

なので、走る前や走っている最中の飲み物は常温から少し冷えた飲み物にするようにしましょう。

 

走っている最中にお腹が冷えないようにしましょう。

 

そのためには腹巻をすることをオススメします。

 

ランニング中の腹巻、暑くない?と思われる方もおられるかもしれませんが、お腹周りだけなので大丈夫です。

 

ランニング用の腹巻も最近では販売されているのでそれであればもっと快適にランニングできるでしょう。

 

もし、ここまでの対策をしても下痢になってしまったら温かい手でお腹をさすってあげましょう。

 

そうすることで冷たい腸を温めて下痢を緩和することができます。

 

それでも不安な場合は、整腸剤を飲むと良いと思います。

 

最近では、下痢止め専門の薬もありますし、最終的には薬で対策をするのが一番効果的です。

 

ランニング後に下痢になる原因は?

ランニング後の下痢の原因も1章でお伝えした4つの原因が後からもたらすものと考えられます。

 

腸の蠕動運動が活発になり、走り終わったあとには汗も沢山かいていることから、お腹の冷えなども関係しています。

 

腸や胃腸などが冷えてしまっていると機能も低下してしまうため、その機能がだんだん温められて戻ってくると働きが戻ってくるのでそれも下痢の原因になります。

 

またランニング直後は、腸・胃腸などの内臓がダメージを受けているため落ち着くまで少し時間がかかるのです。

ランニング後の下痢の対策!

ランニング後はお腹も冷えているので、お腹周りを温めましょう。

 

Tシャツやインナーが濡れているのであれば、新しいものに着替えることをおすすめします。

 

ランニング直後は、暑いとは思いますがあまり冷たい飲み物は飲まないようにした方が良いでしょう。

 

走っている最中に薬が飲めるように常に下痢専門の薬を持って走ると良いかもしれません。

 

最近では、水なしでも飲めるものもありますのでそれを常備しておけば安心です。

 

あとは、走る距離や走るということに対して内臓が慣れていない、ということがほとんどになるのでしっかりトレーニングをして筋肉をつけましょう。

 

マラソン大会等であれば、それに合わせてトレーニングをすれば良いですし、ダイエットや趣味でランニングをされる場合は徐々に距離を増やすなどトレーニングをしながら内臓も一緒に鍛えましょう。

 

そうすれば、ランニング中やその直後の下痢も少なくなってくるはずです。

 

何事にも準備が肝心ですね。

まとめ

 

ランニング中や直後の下痢には、腸内の蠕動運動の働きが大きく関係しています。

 

食べ物や飲み物は必ず腸を通るので、そこが関係してくるんです。

 

走ると腸は揺れてしまいますので、それに耐える筋力や慣れを訓練すること。

 

また、腸をなるべく冷やさないように腹巻や冷たい飲み物を飲まないようにすること。

 

いざと言う時のために整腸剤や下痢専門の薬などを飲む・常備する。

 

このような対策で防げる確率が高くなります。

 

走っている最中や直後にお腹が痛くなってトイレに駆け込む、ということが少なくなればもっと楽しく安心してランニングできますね。

 

できる対策はすべてやって、楽しく走りましょう

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